SDGs が世界を変える
変化に乗り遅れるな

SDGs とは

SDGs (Sustainable Development Goals) とは、2015 に国連に加盟する 193 の国や地域が、全会一致で採択した、理想的な地球の未来についての文章です。この文章は、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」と呼ばれるもので、17 の目標と 169 のターゲットからなる、「持続可能な開発目標 (SDGs)」を設定しています。

SDGs は、「エスディージーズ」と読むのが正しい読み方となります。

2015 年は、国連の創設 70 周年に当たる記念の年でもあり、2015 年 9 月 25 日から、27 日まで、アメリカのニューヨークにある国連本部おいて、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」を採択しました。

1972 年に初めて提言された地球の持続不可能な状況をまとめた「成長の限界」を起点とする持続不可能性を訴える議論に対し、持続可能な開発目標を定めることにより、私たちの暮らす地球を持続可能なものにしようとする画期的な採択であったと言えます。

  • 「このアジェンダは、人間、地球および繁栄のための行動計画である」
  • 「これはまた、より大きな自由における普遍的な平和の強化を追求するものである」

この 2 つのフレーズは、採択文章の前文に掲載されているものですが、確固たる意志を明記することにより、世界が一丸となって、SDGs に取り組んでいくことの力強さを象徴していると言えます。

なぜ、SDGs が素晴らしいのか

SDGs のベースには、以下の考え方があります。

「No one will be left behind(誰一人取り残さない)」

すなわち、地球上に暮らすすべての人のための目標であるのです。

これは、意味を返すと、私たちすべての人に与えられた、使命・責任とも言えるのです。

ここまで、地球規模で一つのこと(SDGs)に取り組むという壮大な取り組みは今までありませんでした。

これが、SDGs が素晴らしい理由の一つです。

日本人に分かりづらい Development (開発とは何か)

SDGs (Sustainable Development Goals) のうち、持続可能な (Sustainable) と日本人が日常的に使う目標 (Goals) は、何となく意味がわかると思います。しかし、開発 (Development) となると、一気にトーンダウンしてしまい、開発とは何かについて、完全に定義できる人はなかなかいないと思います。

開発 (Development) を理解するために、Development を辞書で調べてみることとします。

  • 土地や住宅の開発
  • 身体の発育
  • ソフトウェアの開発
  • 発展
  • 物事の進展
  • 事業などの発展
  • 生物などの発達や成長
  • 写真の現像
  • 製図における展開図

などが挙げられます。

つまり、Development という言葉には、日本語で言うところの「開発」以外にも多数の意味合いが含まれており、これらを包括的に近いすることが、開発 (Development) を理解する近道となります。

地球上には、様々な国や地域が存在します。私たちが暮らす日本のように、先進国であり、成熟した市場を持つ国であったり、まだまだ国内の食糧生産の段階で開発をしている途上国、内紛があり、国民がバラバラになってしまっている地域と様々です。

特に途上国を意識すると、開発という言葉はしっくりくるのではないでしょうか。これから物流システムを構築していく過程で、道路や線路の開発、自国の産業発展のための工場地域の開発など、開発を進めることが多いからです。

先進国においては、今更道路や線路を大々的に開発する必要はありませんが、発展を継続していくことも Development の意味に合致しており、私たち日本人も、Development (成長や発展)を継続していく必要があるのです。

あくまで、開発略されている言葉ですが、英語の意味合いをくみ取り、しっかりと、持続可能な成長、持続可能な発展という意味合いでも良いのだと、国や地域だけではなく、それらの国や地域が置かれている現状に合わせて、理解していくことが必要です。

日本国内においても、北海道と沖縄でも違いはありますし、東京と大阪でも違いはあります。その違いを理解することも、開発 (Development) を理解することにつながります。

SDGs の 5P

SDGs を理解する上で必要な概念の一つに、5P というものがあります。

  • People (人間)
  • Planet (地球)
  • Peace (平和)
  • Prosperity (豊かさ)
  • Partnership (パートナーシップ:共同体という認識)

これら 5 つの英単語の頭文字がすべて P であり、これが、SDGs を支える、5P となります。

「人間は、地球上に暮らし、平和を追求することにより、豊かさを手に入れ、それはすべて人間が共同体として機能している」

と文章で表すのであれば、このように定義ができます。何か一つ欠けてもこの文章は成り立ちません。

SDGs の 5P は、人間が暮らしていく上での原理原則なのです。