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ESG を中心に研究活動

FOSCHIA 総合研究所(F-Lab)は、ESG を中心に、経営やマーケティング、組織論に、マクロ・ミクロ経済、政策など、幅広い領域において、政策提言や研究結果を発表する民間のシンクタンクです。

F-Lab では、FREE UNIVERSITY の講師、FOSCHIA JAPAN株式会社のコンサルタント、F-Lab 専門の研究者などで構成され、ビッグデータの取り扱いから、世界の潮流など最先端の情報をもとに研究を続けており、ESG の認証業務も取り扱います。

ESG の認証機関として

ESG 領域の認証業務を取り扱っております

FOSCHIA 総合研究所(F-Lab)では、ESG 領域における研究を続けており、その結果や収集したビッグデータをもとに、ESG の認証業務を取り扱っています。

監査法人では、費用が高いですが、F-Lab では、比較的安価に、ESG の認証業務を承っており、例えば、温室効果ガスの排出量の認証業務、ソーシャルインパクトの測定とその認証、企業統治における認証業務など、ESG に関わる開示情報のチェックを行い、企業の開示するデータが客観的に整合性のある数字であるかを精査し、その開示データについて、有限責任の範囲で認証を行っております。

認証を受けた場合には、F-Lab が認証書を発行し、データだ正しい旨を認証しております。

一方で、認証過程において、データに不備がある場合には、適切に論拠を示しながら、データの修正や再計算業務を請負、正しくデータ開示が行われるようにサポートをしております。

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ESG コンサルティングの

正の循環を回す

より多くの ESG 開示データについて研究や認証を行うことで蓄積される ESG に関するデータを、FOSCHIA JAPAN の本業である ESG コンサルティング業務 に応用し、常に最先端のノウハウや情報を用いて、コンサルティング業務を行い、企業の非財務情報の開示のご支援そのものが正しいものであることを保証していくバックグラウンドとして、F-Lab は存在しております。

ESG 領域のスピード感を取り逃がさない

ESG に関する各種指標は、日々更新されており、先日まで正しいデータ、計算式、ロジックとして認められていたものが、一瞬にして入れ替わるということが往々にしてあります。

このスピード感についていくには、やはり、総合研究所として、ESG 領域の調査・研究を日々実践していないと、古いデータ、古い計算式、古いロジックでコンサルティング業務を行うことになってしまい、クライアント企業における非財務情報の開示情報が、正しいものであることが確約できなくなってしまいます。

世界基準で最も正しい、または最先端の国内外の研究結果や指標を用いた ESG コンサルティングの下支えを、F-Lab は担っております。

ESG の認証業務とコンサルティングをセットでご提供

ESG の認証業務と ESG コンサルティングをセットでご提供することで、ワンストップで、企業の ESG 経営を推進し、コストパフォーマンス良く ESG 関連のご依頼を承ることが可能です。

一般的には、監査法人などを用いて、第三者の目線で認証することがありますが、F-Lab は、FOSCHIA JAPAN 内の組織ではありますが、独立性の高い組織体制を構築しているため、同じ社内でも第三者として認証業務を行うことを実現しております。

ESG コンサルティングと ESG 認証業務の違い

ESG コンサルティングでは、主にストーリー性を追求し、その企業に合った ESG 経営のスタイルを、経営の主軸においていただくことを目的としています。そして、それらのストーリーに沿った開示情報を、国際標準の開示指標に合わせて数値化をしていき、最終的には、株主、投資家などとの対話の材料としての非財務情報の開示をしていくというものです。

ESG 認証業務は、それらのストーリー性を排除した状態で、数字と論拠を徹底的に探っていき、その情報が正しいかどうか、計算ロジックは国際的に整合性のあるものなのかなどを調査し、結果的にグローバルスタンダードとして認証できる場合にのみ、その認証を付与します。

ESG の認証はどのように使えますか

資料の最後に、「本資料作成に当たり算出した温室効果ガスの排出量は、第三者機関である FOSCHIA 総合研究所の認証を受けております」といった具合に、ESG に関する非財務情報の開示資料に掲載することが可能です。

この認証は、責任逃れのためではなく、「自社でも整合性をもって算出したが、念の為、第三者機関にも調べてもらった」という正しいデータに正しい認証を与えることで、株主や投資家などの信頼性を高めるものです。

もちろん、温室効果ガスのみならず、ESG のすべての領域における認証をしておりますので、例えば、取締役会の女性比率をチェックする上で、実際の取締役会に参加し、女性役員が発言をして、それをジェンダー平等として、その他の役員が発言を受け入れ、検討し、真に取締役会の数合わせだけでない旨を認証するなど、ESG 領域すべての行動、活動をご要望に応じて調査、認証いたします。


よくあるご質問

Q
FOSCHIA 総合研究所(F-Lab)は、監査法人ですか
A

いいえ、監査法人ではありません。民間のシンクタンクになります。

Q
監査法人以外に認証業務はできるのですか
A

現段階において、ESG 領域での法的な制限はありません。

Q
監査法人にはならないのですか
A

監査法人は、公認会計士が 5 名以上で参画して設立する法人です。公認会計士が、ESG 領域において特段の権限を持っていませんし、公認会計士が、ESG のプロであるという保証もありません。

Q
開示情報の正確性に保証が付きますか
A

開示情報の正確性については、その計算ロジックのすべてを、FOSCHIA 総合研究所(F-Lab)とクライアント企業で正副で持ち合わせ、どのようなお問い合わせについても正確に回答できるようにしており、引用する計算ロジックはすべて国際機関や国内の行政機関が用いる数字になりますので、その正確性を担保しております。

また、F-Lab では、提携の高機能倉庫における資料の保管を実現しており、半永久的に資料を閲覧することができます。

保証面では、ESG が金融の領域の活動であり、金融業界について不確実性の高いものについて、保証は致しかねます。但し、F-Lab に起因する計算上の不備があったり、不正があった場合には、日本国法に基づき、瑕疵担保責任も含め、損害賠償の責任を負います。このあたりは、有限責任の監査法人と同じレベルでの対応となります。

Q
F-Lab の認証を受けると ESG 経営と認められますか
A

いいえ、ESG 経営をしているかどうかは、金融市場の評価となります。既存株主や投資機関のアセットマネージャー、個人投資家などの金融市場のステークホルダーが、ESG 関連で開示した非財務情報をみて、ESG 経営かどうかを判断します。

F-Lab の認証とは、それらの金融市場のプレイヤーに対して、その数字の正確性を担保するものであり、ESG 経営をしているかどうかは判断しておりません。