グーグル活用、店舗情報発信 金沢商工会議所が乗り出す

10/20(金) 2:20配信

北國新聞社

 金沢商工会議所は、インターネット検索大手「グーグル」を活用した地元商店街の情報発信に乗り出した。金沢市内61店の店舗内写真を撮影し、コンテンツ「ストリートビュー」の屋内版に掲載する。ネット上で店内の様子や雰囲気を知ることができるようにすることで、国内外の観光客に魅力を伝え、誘客につなげたい考えだ。

 金沢商工会議所が市中心部の6商店街(横安江町、武蔵、せせらぎ通り、片町、竪町、新竪町)から店内のネット公開を希望する店舗を募り、飲食店や土産店などが集まった。

 撮影はグーグルが認定する撮影代行会社フォスキアジャパン(埼玉県熊谷市)が行い、61店の公開を一括してグーグル側に申し込む。早ければ10月中にも掲載される予定という。

 ストリートビューは、スマートフォンやタブレット端末で施設や店舗の内外を写真で見ることができるサービス。屋内版は360度のパノラマ写真を使い、店舗内に「入店」したような感覚を味わえる。グーグルで店舗名を検索して閲覧する。

 同会議所によると、ネットを利用して情報発信する店舗は増加傾向にあるが、商店街に古くからある個人経営の店などでは活用していない場合も多い。担当者は「個々の店舗の情報が公開されれば商店街全体のイメージアップにもつながる」と話した。

 また、店内の様子が分からないことから入店をためらう外国人旅行者もおり、ネットで事前に情報を得られる環境を整えることで来店につながる効果も期待される。

 19日は、フォスキアジャパンの長谷川幸世CEOらが竪町通りの店舗を訪れ、一眼レフカメラや魚眼レンズを使って店内の写真を撮影した。

 同社によると、店内の公開を希望する店舗は全国的に増えているが、商工会議所が後押しするケースは初めてだという。

北國新聞社